ergo sum

健康ブログであるような、ないような

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引き続きどうぞよろしくお願いします。

2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

 しぶしぶ感

さすがにAC2クール目が過ぎると、疲労感が蓄積してくる。たとえば立って話をするのは大丈夫でも、駅のホームから改札まで歩いたりするのがえらくこたえる。ぎりぎりの体力だと、起立時と歩行時のカロリー消費量が異なるということを、身をもって知ること…

 ボディイメージ

どの局であるにせよ、日本のTVの乳がんネタというときまって「全摘→再建」ばかりなのはなぜなのか、誰か教えてほしい。全摘した女性のためなのか、それともそうでない視聴者の好奇心を満足させ、視聴率をかせぐためなのか。 一時期(今でも)美容整形の番…

 エンタメとしての再建術

フジテレビの金曜エンタテイメント「最強ドクターが救った命と家族の絆スペシャル」で乳房再建術が取り上げられていた。再建の希望をもつ人のニーズに応える医療があることは望ましいと思うが、番組の作りにはうんざりした。のっけから「命をとるか乳房をと…

 ああゴレオ君…

(すんません、病気と何の関係もない話です。) ワールドカップのキャラクター・ゴレオ君の下半身に違和感を感じた日本のマスコミは彼の上半身しか放映していない――というニュースを聞いて、ついつい調べてしまいました。仕事帰りでクタクタで、食事も喉を通…

 渡辺亨『がん常識の嘘』

医者の書いた「がん本」の好みついては、大きく近藤誠派と平岩正樹派に分かれると思うが、そうした趣味に走る前にまず読んでおきたい一冊だ。著者は乳がんの分野で最も著名で権威があるとされている医師だ。設立したばかりのHセンターを宣伝しすぎるきらい…

 アームストロング『ただマイヨ・ジョーヌのためでなく』

自分もこのように治るのではないかという希望と人格の陶冶を求めて人はこうした本を手に取るのだと思う。復帰後のツール・ド・フランス優勝など、結果的に彼のなしとげたことはすごいことだが、超人的かつ特殊な精神の持ち主ではない、普通の人だということ…

 AC2クール目

外来用の点滴室でAC2クール目を受ける。先客のおばあさん二人、おそろいの点滴をしながら仲良くおしゃべりしている。 「そう、これやるとあくびがでるのよね」 「そうそう」 「しかも寝たときよりも起きてやった時の方が増えるの」 「わかるわあ」 「やっ…

 千葉敦子『「死への準備」日記』

「アメリカは○○が優れている、日本はそれが遅れている」の論法が多く、それに反感を感じる読者も多いだろうが、彼女にはそれを言う権利があると思う。一つには言っていることが(執筆後20年たった今も)すべて事実であり、もう一つには彼女が日本人で、かつ…

 山崎豊子『白い巨塔』

『白い巨塔』と言えば、何十名もの白衣の医者が行列を作る「財前教授の回診です〜」シーンが思い浮かぶ。小説は中学生の頃に一度読んだはずだが、当時はわからないことも多かったと思う。「大人の世界って汚いなあ」くらいの印象ではないか。 「大人&社会人…

 抜け毛と化膿

きのうから毛が抜け始めた。吐き気が少なかったから、もしかして私のは偽薬?なんて思っていたが、やっぱり本物のACだったようだ。おもしろいから抜けた分をジップロックにためていたらかなりの分量になった。これも連休だからできることではあろう。だん…

 まっすぐな道

最近電車ダイヤの乱れが多い。吐き気や不快感を背負って通勤しているのに、電車に缶詰になったり、大混雑したり、遅れを気にして走らなければいけないことは、たいへんつらい。今日は白血球が少ないの、お願いだから咳をしないでおじさん!と胸のうちで叫び…