ergo sum

健康ブログであるような、ないような

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2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

 『余命嫁』がなぜ嫌なのか

peko様が批判キャンペーンを張ってくれている『余命嫁』。あの映画はたまらなく不愉快なんですが、その不愉快の正体がなかなかよくつかめず、分析しなくてはと思ってました。こんなとこでしょうか。 ・病気や死の商業的利用(金儲け) ・ご本人の心などどこ…

 本田美奈子さん 〜本当の歌〜

本当の歌ってのは、こういうものだと思う。 本田さんは、いったんアイドル歌手として人気を博した後、声楽を勉強しなおし、ミスサイゴンのオーディションに無名の状態で出て、実力で主役を獲得した人だ。歌とは「魂の叫び」であるということがこれほど実感で…

 「全盲」にフィーバーする日本って

ピアニストの辻井さんがクライバーンコンクールで優勝した。しかしマスコミの騒ぎっぷりは、彼が「全盲」であることばかりに焦点をあてていた。「日本人として初めての優勝」よりも、「全盲なのに優勝」ということの方が意味をもつ、日本社会。かわいそうな…

 二種類の退行

現代西洋文明は、自由、平等、民主主義なる価値観を主張する文明である。しかしこの価値観は、福祉社会、官僚主義、商業主義の現実と両立できない。論理的に不可能である。そのため現代人は無力感を感じ、その結果ナルシシズムという自己中心の心理的反応を…

 心を鍛えよう、タコができるまで

心を鍛えよう 硬いタコができるまで 中国の女流作家ディン・リンという人の言葉だ。文化革命など、さまざまな混乱の中を生き抜いたこの人の苦労は、たぶん今の日本人には想像もつかないくらいの激しさだったと思う。何度も逮捕されたり、監禁されたり、女性…

 ご案内と余命嫁

ブロガー同盟の主催者、最凶さまのブログ出もの腫れもの処嫌わずが最近ご復活です。インフル問題など、パワー全開で、とてもうれしい。 それから、同じブロガー同盟のペコさんは、「余命嫁」問題についてウエディングドレスへの憧れ、乳がんの苦しみというお…