ergo sum

健康ブログであるような、ないような

はてなダイアリーからの引越しにつきリニューアル模索中。

引き続きどうぞよろしくお願いします。

2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

女性セブンの記事

『女性セブン』7/6号に掲載された記事「74才の乳房再建」を読む。再建の是非についてはもう何も言うつもりはないし、記事に登場する女医が「エンタメ」TVと同じ人物であるということも、登場する患者がかなり重なっていることも、問うまい。とにかく、「記…

『オペラ座の怪人』と脱毛

ミュージカル『オペラ座の怪人』を見に行った。クリスティーヌが怪人の仮面をばっと剥いだ瞬間、醜い容姿とともに脱毛した頭が顕になる。帽子をかぶって観劇していた私は、自分の帽子が剥がされたような気がして、その後いちだんと怪人に感情移入することと…

柳原和子『百万回の永訣 がん再発日記』

帯には「どんなに絶望しても」「散文詩かと思える緊張の高い文章」。そう、俳句などが散りばめられた美しい文章で、卵巣がんの再々発、しかも医療過誤の著書などを出した社会派の著者だというのだから、期待して買った。重かったけれどタイトルがかっこよか…

アリュノ・グリューン『「正常さ」という病い』

「彼らは人間たちを撃ち殺すことができました――しかも完全に正常な状態で」という強制収容所の囚人の言葉から本書は始まる。殺害に携わった者たちは、特殊な洗脳を受けたわけでも狂乱状態にあったわけでもなく、ごく普通の精神状態にあった。本書は「正常さ…

 昼食の詩

何を食べるのか 何から食べるのか 何が食べたいのか わからない 口に入れることはできる 噛んで飲み込むこともできる だがそれだけ また次に何を食べるのか 何を食べたいのか 何を食べるべきなのか わからない 一口ごとに考え悩む ある日の昼食

 婦人科系疾患と乳がん

数日前にAC3クール目。低血圧と貧血ぎみで仕事にならない。ネットサーフィンをしていたらお手本にしたくなるようなHPを見つけた。「初めての産婦人科」の表題のもと、子宮内膜症の治療経験と医療にかかわるエッセーが、実に簡明かつ正確にまとめてある…