ergo sum

健康ブログであるような、ないような

はてなダイアリーからの引越しにつきリニューアル模索中。

引き続きどうぞよろしくお願いします。

犠牲者ではなくて共犯者

フランスのワクチン被害を問う活動

新年につき、皆様のご多幸をお祈りします。

帰国後の忙しさにかまけて長らくブログをお休みしてしまい、申し訳ありません。

少しずつ戻していく予定です。今年もどうぞよろしくお願いします。

 

アップした写真はフランスの街でたまたま出会った風景です。

白い防護服を着た人たちが、ワクチンで死んだ人たちの顔写真を並べて被害の大きさを訴えています。製薬会社や国の利権で推進された接種は「ワクチンvaccin」ではなく「ワク害」vaccidentだと書いています。中央の紙のセリフが良かったので、訳しておきました。

抵抗とは

人の言うことではなくて

正しいことをすること」

「堕落者や

詐欺師や

泥棒や

裏切り者を

選んだ人々は、

犠牲者ではなくて

共犯者だ」

・・・日本の腐敗した政治家たちを選んだ私たちも、被害者づらできないということです。

NUTRI-SCORE

NUTRI-SCORE

NUTRI-SCOREというのは商品に貼られたスコアで、栄養の良しあしをAからEの五色で表示するものだ。空腹時にスーパーに行って、つい買いそうになるのが袋入りのマドレーヌなどのお菓子だが、スコアがE(最低)なのを見ると、思いとどまることができるので重宝している。あくまで栄養としての望ましさの基準なので、添加物の有無や有機BIOなどの基準とは異なる。

ミネラルウォーターはAだし、菓子パンやNutella(チョコペースト)は当然Eになるが、菓子でもBIOで全粒粉やヤシ糖などを使っているとCやDになる。ケチャップは意外にもD(果糖が多いため)だし、コンソメキューブもC(植物油脂・動物油脂が多いから)だがBIO系だとBになる。

このスコアを調べるOPEN FOODFACTというサイトがあり、世界中の国の商品のスコアを検索することができる。日本のページもあるが、一部の輸入食品しか載っていないのが残念だ。ボランティアで商品を追加することができるので、意識高い方にはご協力いただきたいものだ。こういう取り組みがもっと広がってほしいと思う。

また別にNOVAという基準があり、こちらは1~4の数字で加工度の高さを表示するものだ。4にランクづけされる超加工食品・超加工飲料は、当然添加物が多く、原材料の質も疑わしくなるので、避けた方がよいだろう。日本ではヘルシーだと人気なサラダチキンはNUTRI-SCOREとしてはBくらいだが、NOVAとしては4になる。

ともあれ、こうした国からの働きかけや基準づくりが消費者の購買行動を改善させるので、ぜひ進めてほしいと思う。しかし日本で商品にこうしたパッケージが普及するのは百年後くらいだろうなぁ・・・。菓子メーカーだけでなくて、味の素やキューピーのような(超加工)食品会社が絶対反対するだろう。厚労省が守っているのは国民の健康ではなくて、企業や病院の利益だ。添加物の基準の緩さや、グルホサートなどのモンサント社の危ない農薬を積極的に許可している様子を見れば、明らかだ。そして国民が不健康になれば病院が儲かるので、一石二鳥なのだろう。

せめて自分が買い物するときは、各商品のスコアや加工度を考えながら選ぶ習慣をつけるようになりたいと思う。

Make our garden grow

[chorus] Life is neither good nor bad.

Life is life, and all we know.

Good and bad and joy and woe.

Are woven fine, are woven fine.

 

All the travels we have made,

All the evils we have known,

Even paradise itself,

Are nothing now, are nothing now.

 

[Candide] You’ve been a fool and so have I,

But come and be my wife.

And let us try, before we die,

To make some sense of life.

 

We’re neither pure, nor wise, nor good;

We’ll do the best we know.

We’ll build our house, and chop our wood,

And make our garden grow.

 

新年おめでとうございます。

オペラ『カンディード』の最後の部分です。「人生は良くも悪くもない、人生は人生だ」から始まり、「君も僕も馬鹿だった、でも死ぬ前に人生に意味を与えよう、家を建てて木を切って、そして庭を耕そう」で終わります。

カンディードの冒険は、殺したり、殺されかけたり、恋人を失ったり、取り戻したり、騙されたり、戦争・災害に巻き込まれたりと、「これでもかっ」というくらいスケールの大きな不幸の連続です。しかし楽観主義のパンゲロス先生に教育された主人公は、何でも言われたま信じて受け入れる馬鹿で純粋な青年です。しかし最後に「自分の庭を耕そう」という結論を自ら下すことができました。「庭を耕す」は私にとっては「自分の体を大切にする」の意味に聞こえてきます。

ヴォルテールはライプニッツの楽観論が大嫌いでこの小説を書いたのですが、外圧や政治の言いなりになって有害なワクチンを何度も打ち続け(自然免疫を低下させます)、いまだにマスクをし、多額の税金をアホな政治家たちに搾取されている従順な日本人たちが風刺されているようにも読めます。

また、思想性はあるけれど文学性や抒情性がこれっぽっちもない、このトンデモ小説を実に美しいメロディのオペラにしてしまうバーンスタインの力量や人生観もすごいと感じます。下の動画をぜひご覧ください。小澤征爾が指揮していて、客席のバーンスタインが感動のあまり思わず泣きそうになっています。バーンスタインの愛弟子に対する深い愛とか、いろいろなものが伝わってきます。小澤さんもこの頃は若くて元気だったなあ。今は食道がんで療養されているけれど。

www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=ey5e7buHfls

Merry Christmas!

馬小屋

ビュッシュ・ド・ノエル

メリークリスマスです。上の写真はイブの深夜ミサに行った教会内のクレッシュ。ミサの前は赤子はいなかったのですが、ミサが終わって教会を出るときにはちゃんと、いました。男子修道会が運営している近所の教会ですが、今年の講話はCriの話でした。鳴き声の意味もあり、叫びの意味もある言葉です。「イエス様も泣きながら生まれました。生まれた赤ちゃんが泣くのは、飲食の欲求のためではなくて、もっと根源的な意味です。そして今また、叫び(cri)を発している人は世界中にたくさんいます」・・・とウクライナ情勢などを暗示する内容でした。どこかで泣いている人のことを想いましょう、というのはこの冬のフランスのクリスマスのテーマです。テレビでも同じく、Solidarite(連帯)の問題として取り上げていました。泣く人にも、叫ぶ人にも、ひとしく平穏が訪れますように。

もうひとつの写真はケーキ屋のショーウィンドーで、クリスマス用にビュッシュ・ド・ノエルばかり並んでいました。フランボワーズ味、マンゴー味、チョコ味と、色とりどりで決めるのが悩ましくなってしまいます。

さて、みなさまお元気で年末年始をお過ごしください。

きのうの教会で、トラくんの健闘をお祈りしました。きっと効き目があるに違いない!

帆立貝と牡蠣


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冬は魚介類がおいしい。上は帆立貝のバター焼き。下はマルシェで買った生牡蠣。牡蠣用のナイフがなかったので、キッチンにあったくるみ割りで殻を割ってから中身を出した。レモン汁と酢をかけただけだけど、口の中に旨みがジワーッと広がって、堪能。白ワインを買い忘れたのが残念。

牡蠣はミネラルやタウリンが豊富で体にいい。タンパク質は摂りたいけれど肉と卵は飽きたという人は、こういう魚介類をおすすめ。

卵は屋外放牧の鶏から


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スーパーで買うほとんどの卵は、屋外で地面を踏んで育った(en plein air)鶏のものだ。こころなしか美味しいような気がする。

一番高いのはBIOの餌で、かつ屋外放牧のもの。二番目は屋外飼い。三番目は室内だが地面で育ったもの。四番目はケージ飼いだがほとんど見つからない。

ケージ飼いがなぜよろしくないのかはググっていただければわかるが、人間でも大きな網目の上で生活すれば足が金網に引っかかって思うように歩けず、やがて足は変形し、異常なストレスがかかることは想像できるだろう。

日本の卵のほとんどがケージ飼いだ。虐待されている鶏の卵を毎日食べていることになる。

EUは動物の福祉にも気を遣っていて、ケージ廃止のほか、オスのひよ子の保護も行っている。採卵用に生まれたひよ子のうち半数のオスは、役に立たないからと殺される場合が多いのだが、殺さずに育てている農場の卵は青いパッケージで、動物の福祉Bien-Etre配慮卵と表記されている。

写真のように卵ひとつづつに刻印があって、判別ができ、トレーサビリティがしっかりしている。

0=Bio、1=屋外、2=室内の地面

FR=フランス産

その後の記号は鶏舎番号で、どこでどういうふうに育てられたかがわかる。写真の卵は屋外飼いのフランス卵だ。

おまけに卵のケースはプラスチックは完全撤廃されて、どのカテゴリでも紙パックだ。かえってプラスチックより割れにくい気がする。

キノコ煮

きのこ煮

セペ茸と黒茸

フランスのキノコは日本のキノコとは全く種類が異なるので面白い。

今年は猛暑のせいで豊作だったようで、セペ茸がたくさん取れたとニュースで報道しているのでマルシェで買ってみた。

セペ茸というと、よく小説で「セペ茸のように禿げた」という比喩を見かける。

形と大きさはマツタケみたいだが、味はシメジみたいだ。

一緒に黒いキノコ(黒茸と呼んでいる)も売っていたので買ってみた。

黒茸の見かけはキクラゲに似ているが、もっと味があってすごく出汁が出る。

セペ茸と一緒に煮込んだら真っ黒な汁になってしまったが、味は深みがあってよかった。

こうやってときどき謎のキノコ汁やキノコ鍋を楽しんでいる。