ergo sum

健康ブログであるような、ないような

はてなダイアリーからの引越しにつきリニューアル模索中。

引き続きどうぞよろしくお願いします。

 恐るべし、ケーキ

トランス脂肪酸がかなり危ないことを理解した。すると市販されているほとんどすべてのパンにはそれが含まれていることに気づいた。マーガリン、イーストフード、植物油脂、加工油脂、などの名称だ。また精白された小麦や砂糖それ自体も有害だし、さらに輸入小麦などを使っていれば遺伝子組み換えに加えて、収穫前どころかポストハーベストの農薬がたっぷりだ。
そういえば欧風の食事をする女性に乳がんが多いといわれているが、もっと具体的に言うと、牛乳、食パン、バターやマーガリン、ヨーグルト、ソーセージなどのいわゆる「朝食」メニューはすべて×印だ。それを規則正しく毎朝摂っているとすれば恐ろしい。せめてカゼインを含む乳製品はやめた方がいい。(そういう朝食の怖さをごまかそうとして、食パンを買うとミッフィーのカワイイお皿差し上げます、なんてキャンペーンをやるわけだね)


そんなことを考えたら、自分でパンを作ってみたくなったのでホームベーカリーを買った。同僚にも毎日自分でパンを焼いている男性などがいるので対抗意識を燃やした、というのもある。
ちょうどバレンタインだったので、チョコレートケーキをHBで作ってみた。料理をすることの利点は、食べもののなかにどれほど有害なものが入っているかが自分でわかるようになることだ。今日入れたものは
・バター110g
・砂糖100g
・牛乳大さじ2
・卵2
・薄力粉180g
家族3人で食べたので、1人前はその1/3ずつ摂取していることになる。バター30gや砂糖30gをそのまま食べろと言われたら、気持ち悪くて食べられないが、「おいしいケーキ」だと思うと食べられる。思い込みとはこわいものだ。
本当は全部安心素材を使おうと思って、有機全粒粉や無精白のきび砂糖なども買ったのだが、すべての材料にこうしたものを使うと、恐ろしく金額がかかる上に、仕上がりもよろしくない。なるほど。低価格でうまく仕上げるにはアブナい材料を使わないといけないのだな。妙に納得。

実はバターや薄力粉に気をとられていて、肝心なココアを入れ忘れた。というわけで、チョコケーキにはならず、ただのバターケーキだった。それでも手作りケーキ自体はおいしいし、楽しかったので、まあよい勉強になったと思う。