ergo sum

健康ブログであるような、ないような

はてなダイアリーからの引越しにつきリニューアル模索中。

引き続きどうぞよろしくお願いします。

ジェンダー

構造としての差別

すなわち、財産も家も情報もなにももつことができない状況に置かれている女が、すべてをもてる可能性のある男にあこがれ、恋をする。もっと言えば、男社会というのは、いやでも女が男にあこがれ、恋せざるをえないように仕組まれているということです。その…

女性セブンの記事

『女性セブン』7/6号に掲載された記事「74才の乳房再建」を読む。再建の是非についてはもう何も言うつもりはないし、記事に登場する女医が「エンタメ」TVと同じ人物であるということも、登場する患者がかなり重なっていることも、問うまい。とにかく、「記…

『オペラ座の怪人』と脱毛

ミュージカル『オペラ座の怪人』を見に行った。クリスティーヌが怪人の仮面をばっと剥いだ瞬間、醜い容姿とともに脱毛した頭が顕になる。帽子をかぶって観劇していた私は、自分の帽子が剥がされたような気がして、その後いちだんと怪人に感情移入することと…

 ボディイメージ

どの局であるにせよ、日本のTVの乳がんネタというときまって「全摘→再建」ばかりなのはなぜなのか、誰か教えてほしい。全摘した女性のためなのか、それともそうでない視聴者の好奇心を満足させ、視聴率をかせぐためなのか。 一時期(今でも)美容整形の番…

 ああゴレオ君…

(すんません、病気と何の関係もない話です。) ワールドカップのキャラクター・ゴレオ君の下半身に違和感を感じた日本のマスコミは彼の上半身しか放映していない――というニュースを聞いて、ついつい調べてしまいました。仕事帰りでクタクタで、食事も喉を通…

 葬式写真の女

一泊の出張に行き、夜は女同士の飲み会に参加した。気のおけない仲間たちとのおしゃべりのはずだが、仕事のことにせよ、日常の食べ物や住まいのことにせよ、彼女らとの話がちっとも面白くなかったことを記憶している。たぶん私の方が変わってしまったのだろ…

 女医ならいいか

権力的でない医者と患者の関係がありうるのだろうか。それは権力的でない師弟関係、男女関係等がないかと問うのと同じことになる。原則的に医者と患者、男と女という二重の権力関係が生じるのが乳がんという病気の特殊性だ。さらにいうならば、働き盛りと老…

 激むかつく

義理の母に病気のことを伝えた。それにしても、ガンというとすぐに「原因探し」を始めるはやめてほしい。 「あなたのお母さんは乳がんにかかっていないんでしょ?おばさんやおばあさんはどうなの?」 まるで遺伝のせいだといわんばかりだ。おまえの息子やお…