「ダイエットに効く」という理由でオメガ３がブームになりつつある。何かをプラスαで摂取することよりも、トランス脂肪酸を避けることの方が大事だと思うが、まあ、それはおいといて。
ともあれ私もＢ社のアマニ油を愛用し、サラダにかけたりしている。アマニ油とお酢とすりゴマと塩をまぜたゴマドレッシングもおいしい。
ある日よく見ると、同じ会社で同じようなパッケージなのに、何種類もあることに気づく。従来のものは一本1500円くらいだったが(170g)、ブームを機に1000円位の廉価版が出たらしい。ふむふむ、食べ物リテラシー勉強中のcypresとしては比較せねば。（特定商品を薦めたり批判することが目的ではないので、検索除けでＡと略す）【 】内はcypres自身のコメント。
＊安い
Ａ油： 4０℃以下低温圧搾法一番搾り、無精製、無添加、ＧＭＯ-FREE（非遺伝子組み換え）のＮＺ産【有機でないので農薬使用？】
Ａの実油：子供用に食べやすくしたもの、精製した圧抽油、独特の癖（苦味と香り）なし【高温搾りかつ精製済、しかもGMOあり？】
＊高い
有機Ａ油：4０℃以下低温圧搾法一番搾り、無精製、無添加、ＧＭＯ-FREE、ＮＺ産有機ＪＡＳ認定
Ａ油一番搾り：4０℃以下低温機械圧搾法一番搾り、ＧＭＯ-FREE、原料油脂はＮＺ産を中心に【添加物、農薬、精製あり？、ＮＺ産以外は米国や中国？】
有機Ａ油一番搾り：4０℃以下低温圧搾法一番搾り、ＧＭＯ-FREE、100g当たり３００ｍｇの亜麻仁リグナン（ＳＤＧ）を含むＮＺ産有機ＪＡＳ認定
これだけ明示しているのだから良心的な会社なのだと思うが、逆にどれにしたらいいのか悩ましい。どうみても、子供向けの「Ａの実油」が一番危なさそうだ。うっかりそちらを買ってしまって後悔している。
だがこの程度で危ないと思うのだったら、普通の「サラダ油」の方が100倍くらい危ない。オメガ３が少なく、材料はほとんどＧＭＯ、しかも精製されている。植物油は健康にいいというキャンペーンが2,30年前に行われたが、真っ赤な大嘘。あまっさえ花王のエコナは有害で販売中止。
非加熱には亜麻仁油、炒め物にはオリーブオイルと使い分けているが、大量に揚げ物をするときはキャノーラ油を使っているので、こちらもやめるべきか。でもそれが危ないと思うのだったら、日ごろ家族が買っている惣菜のコロッケやテンプラの方が100倍くらい危ないわけで（油の質、時間経過による酸化等）・・・いや、それより今日の昼に息子が食べていたカップラーメンをまずやめさせないと・・・・ときりがない。「もっともしてはいけないこと」にフルコースであてはまりそうな我が家だ。まあ、できるところから少しずつ改めていこう。
フツウノタベモノ見直しも、けっこう労力がいるものだ。
