ergo sum

健康ブログであるような、ないような

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 ドリンク無料券

カレー屋で昼食をとり、レジを済ませたときに「ドリンク無料券」をもらった。次回も来店させるためのサービスだ。だが出先の街なので、このカレー屋に再び来る可能性は限りなく低い。こんなとき、きっぱりした性格の人間であれば、「あ、いりません」と断るだろうし、そうすれば紙の無駄もなくなりエコにも役立つ。だが私はとっさにそういうことを言うのが、ものすごく苦手だ。マニュアル以外のことを言って店員を困らせたり不信がらせたりすることが、怖くて仕方がないのだ。一方、紙をもらっておけば、その場は丸く収まる。というわけで、「どーも」と言いながら無料券を受け取って財布にしまった。あまっさえ、うれしそうな笑顔すら浮かべてしまった私…(ちなみにデパートの洋服売り場で店員に勧められると絶対に断れないため、私はデパートには行かないことにしている)
それで、だ。路上のごみ箱にさっさと無料券を捨てればいいのに、私はこれが捨てられない。なかなかおいしいカレー屋だったし、この街に絶対二度と来ないとは言えない。捨てるのはもったいない気がする。生来の貧乏性なのだ。で、結局そのドリンク無料券は永遠に私の財布に入り続ける。そうした無料券やポイント券のせいで私の財布はごちゃごちゃだ。そのせいで50グラムくらい無駄に重いかもしれない。
これが私の性格を象徴している、と思った。自分の行動を予測して合理的にふるまえず、○○かもしれない〜といった、自分への気休めや他人への無駄な気遣いばかりで、生きている。その結果、自分のもの、自分のなすべきこと、を見失って混沌のなかに生活している。自分はこれこれこうで、こう進むのだぁーーそういう流れみたいなものが全くない。もう、無駄なことにつかう時間も体力もないのだから、これからはしっかりしなくちゃな、と思った。というわけで、「明日のために」・・・第一歩は、ドリンク無料券を捨てる! さらに次の目標はドリンク無料券を断って、もらわない!(なんだかくだらない話だが、そういうことがけっこう重要だと気がついた、っていう文脈です、はい)