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 なぜ上外1/4が多いのか

乳がんは、乳房上の発生部位別に、外上部47.6%、内上部23.5%、外下部13%、内下部6.8%となる(出典はこちら)。上外の1/4が多いのは知っていたが、多分リンパの通り道に近いからだろうなどと漠然と思っていた。だが化粧品と乳がんの関係を調べてネットサーフィンしていたら、環境ホルモンに関するこんな記事を見つけた。イギリスの学者が雑誌に発表したものだ。

乳ガンと化粧品との関連を強く疑わせる事実に、乳ガンの発生が乳房の上4分の1の部分に、ふつりあいに多く発生している事実があります。上の方4分の1の部分の以前の発生率(乳ガン)が31%だったのに対し、1997年には60.7%まで増加し、年々、比例的に上昇している事実があります。
さらに、その部分の遺伝子に、遺伝的不安定性が増加しているのです。具体的な化粧品中の成分として、エストロゲン活性を持っている物質としてパラベン(保存料)、アルミニウム塩(制汗効果)、シクロ、シロキサン、トリクロサン、サンスクリーン、フタル酸類、アロエベラ、などがあります。 (P.D.Darbre, Best practice and Research Clinical Endocrinology and Metabolism, vol.20 No.1 121-143 2006)

リンパの流れのせいであれば、年度毎の発生率は変わらないはずだ。筆者によれば、それは化粧品のせいだという。確かに、首からわきの下は、クリームをぬったり、制汗剤をかけたり、脱毛剤を使ったりすることの影響を直接に受けている。そして化粧品には様々なホルモン状の成分が含まれている。そう考えるとつじつまが合う。
ML上では、動物の胎盤から作ったプラセンタが、大量にホルモンを含むので乳がんには危険だ、という話をみたばかりだった。「美」のために、と思って日々行っていることが、実は乳がんの原因になっているかもしれない。ちなみに、私の発生部位は、内下部で、一番発生率の少ない場所だ。うーん、私はあんまり首や脇に化粧品を使わないからなあ。でもそれじゃあ、何のせいなんだろう。不思議だ・・・