ergo sum

健康ブログであるような、ないような

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引き続きどうぞよろしくお願いします。

 検診

猛暑と台風が交互に来る、過ごしにくい夏だったが、これからは秋に向かって落ち着いてくれるといいなあと思っている。
災害とか病気という日常の変化というのは、
 大変だと思えば大変
 平気だと思えば平気
――なんだと思う。
ただ、気をつけたいのは
 平気だと思っているけど無意識では大変だと思っている場合。
普通に生活しているはずなのに、なぜか注意力散漫になったり、落ち着かなかったり、眠れなかったりする。
ゆっくり瞑想や深呼吸をして、自分の無意識をケアしたい。


病院の定期健診のご報告だ。結論から言うと、何もなくて、ホッ。


まず、私立のクリニックで乳腺の定期検診。
乳腺も毎年検診するつもりが、実は昨年は忙しくて行きそびれてしまった。
2年ぶりの検診なのでドキドキしたが、問題なしだった。
それにしても、かかりつけの市民病院のマンモは死ぬほど痛いのに、このクリニックは全然痛くない。機種による違いなのか、検査係のお姉さんのポリシー(=サド度)によるのか、謎だ。


先週は呼吸器の定期健診だった。
前回では「わずかなリンパ肥大」などと書かれたのですごく心配だったが、何もなし、だった。すい臓にあった謎の影も、今回は消えていた。ほんとによかった。
前回は昨年の主治医が突然辞めたために臨時のレジデント君が担当で、たいした話ができなかった。今回の新しい主治医は30台くらいだが、いかにも世慣れた、器用そうな医者だった。彼なら話し易そうだと思ったので、聞いてみた。
「前主治医の○○先生、どうしてお辞めになったんですか」
「え、まあね、ちょっといろいろとあって」
「では異動ではなくて?」
「違います」
「お医者は続けておられるのでしょうか」
「それもわからないですねえ」
「病院のHP情報を詳しく更新してくださったり、私の過去の治療の適否について率直なご意見をくださったりしていたのですが、そういう感じのことが・・・?」
「ま、そういうことですねえ」
新主治医はさわやかに苦笑いしている。漫画で言うと、歯がキラっと光る感じだ。
ここの文脈から察するに、率直な物言いをするタイプだった前主治医は上司か、あるいは最終的には出身大学の医局と対立して干されてしまった、あるいはご自分から辞めてしまった、という感じだろうか。
思ったことを何でも言ってくれる先生だったので好きだったのだが。これで呼吸器の主治医は4人目になる。
今後の検診は1年後でもいいですよ、と言われたが、すい臓や乳腺のこともあったので、半年後にお願いすることにした。ついでにCA19-9のマーカーもお願いしたら二つ返事でOKしてくれて、「それならエコーも入れておきますか」とサービスしてくれた。こういうところが世渡り上手な感じだ。彼は出世するだろうなあ。
そういえば、彼のことを、前回のレジデント君が、「四月からお見えになる先生は、ぼ、ぼくの先輩なんですからね!」と得意そうに紹介していた。だから何だ、というツッコミは入れないでおいたが。