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 アルコールは乳がんにとって危険!

肥満、喫煙、と来たのでこんどは飲酒についてまとめておこう。あくまで素人の検索結果の寄せ集めだけど。
結論を言うと、肥満は閉経後乳がんに、飲酒は閉経前乳がん、影響しやすい。

○アルコール代謝物のアセトアルデヒド自体が発がん物質(イニシエーター)。(とくに飲酒で赤くなる2型アルデヒド脱水素酵素の働きが弱い人は危険、日本人の40%)
○アルコールが肝臓で代謝されるときに活性酸素を発生させる。活性酸素は細胞膜や核膜、さらにDNAを傷つけて細胞をガン化させる。(イニシエーター)
○乳房は発がん物質に敏感な器官で、乳房の成長期に飲酒に晒されると発がんしやすい。(初潮〜最初の妊娠までの飲酒量が多いと発症リスク高いという論文あり
○女性は男性より総水分量が少なく、体脂肪が多いため、水溶性のアルコールは血液中に留まりやすく、血中アルコール濃度が上がりやすい、かつ、より長期間体内に残留しやすい
○アルコール分解の際に中性脂肪の合成を促進させ、肝臓の脂肪が増加→肥満(肥満も乳がんリスク、こちら参照
○飲酒がエストロゲンを増加させる → エストロゲン自体に、アルコール分解酵素を抑制する働きがあり、どんどん体内にアルコール蓄積。そしてエストロゲン自体が乳がんのエサ。ここも悪循環だなあ。
2/23追加
○アルコール自体に高いカロリーがある→肥満へ
○アルコールがビタミン(とくにVt.B1)を消費するため慢性的な栄養失調状態をきたす。ビタミン不足もがんに影響。


一日に15g以上飲酒すると乳がんリスクは3倍に増加するそう(ソース)。私も閉経前乳がんで、けっこうワインなどを飲んでいたのでこの点は耳が痛い。