ergo sum

健康ブログであるような、ないような

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 外来終わり

都心のK病院での父の診察に同行した。albの数値もぐんと上昇し、栄養状態や体調はすごく良いようだ。今は好きなものがなんでも食べられるのでうれしい、と言っていた。先日電話したときは機嫌が悪くて怒り狂っていたが、今日はにこにこしている。うーん、気分の変調が著しいのか、演じているのか、よくわからない。
先生にお礼を述べると、「**さんは印象が強かったですねえ」の一言。迷惑をかけたという意味なのか、口達者だったせいなのか。「先生にもう会えないと思うと残念です」と返していた。
今後の転院の件についてもなんとか父は受け入れたようで、来週こそは地元のJ病院の外来に行くと言っていた。K病院で薬を出したり、外来予約を入れたりすると、ますますJ病院に行かなくなるので、K病院はストップにしてもらった。主治医の先生には封筒に入れたお礼を渡した。
ふう。なんとか予定通りに事が運んでほっとした。入院代は本人に払わせた。今日私が父に返してもらう予定だったお金は、その一部だけ、返された。これ以上追求する気力がない。とりあえず地元に帰って元気にやってくれればいいか。
もう父も私もこのK病院に来ることはないだろう。エレベーターでいっしょになった、脱毛して点滴を腕につけている入院患者さんたちを見ながら、これからはからだを大切にしなくては、と感じた。生きながらえるために免疫が落ちるほどの極端な薬品を体内に入れなければならないほどのモノ(腫瘍)を作ってしまうとは。ああなるまえに体内環境をすべての細胞にとって心地よいものにしないと。