ergo sum

健康ブログであるような、ないような

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 せん妄

父が再入院してほっとした翌日、先生から電話があった。
栄養カテーテルは、心臓に放射線をあてているため首側も心配なので腕側につけたとのこと。はいはい、それは問題ありません。
それからもうひとつ、熱が出た影響か、一時的にせん妄の状態です、と。いつ・どこ、などがわからず、カテーテルなども外そうとして、看護師さんを困らせたらしい。家族がそばにいると気持ちが安定するので、なるべく来てくださいとのこと。「場合によっては、個室に移って、ご家族に一緒に夜を過ごしてもらうことも・・・」これはちょっと焦った。暴れるせいなのか、食事も差し止められているらしい。
翌日(今日)病院に行ったら、最初、学生服を着た息子を見て、「○○商事の○さんですか」と仕事関係の人と勘違いした。こちらもかなりショックだった。だが、差し入れの果物などを食べさせているうちに落ち着いてきた。いつもの状態と変わらないし、「昨日おとといと熱がでて、わけがわからなくなって、先生たちに迷惑をかけたかもしれない」と自分でも自覚していた。ただねえ、彼はもともと裏表ある性格で、私には温厚だが、看護師など、目下(と思う)人には平気でどなりつけたりする。看護師さんなんて、病棟の「影の権力者」だと私は思うのだが、そこの認識が違う。家族がいないときは、また荒れる可能性もあるだろう。ふう。
検索してみると、せん妄が出たとたんに退院を迫る病院も少なくないらしい。このK病院も、認知症などの障害がないことが前提の、治療のための病院だから、厳しいだろう。せん妄自体は一時的な症状のはずなので、はやく回復してほしい(まれに回復しないこともあるようだ)。
それでも10月上旬に急に退院を迫られる可能性も視野に入れて、その後を考えなければならない。地元に戻して自宅でがんばらせるか、老人施設を探すか、の選択肢だが、後者は経済的にたいへんだ。なまじ形式的に「現役並み所得者」なので、困窮者優先のケアハウスや公共のホームも入れないだろう。当面は地元&自宅の選択になるかもしれない。ただし入院したことで寝たきりになったり、活動性が弱まると、入院前のような独居は難しいかもしれない、と思う。
とりあえず、なるようになる、と思うことにした。もしアドバイスがあれば、みなさまよろしくお願いします。