ergo sum

健康ブログであるような、ないような

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 サバイバーたちの顔

The New York Times オンライン版のトップページにこんな特集があった。Faces of Breast Cancer「乳がんのさまざまな顔」。たくさんの闘士たちの顔写真は、どれも凛々しい。一見の価値がある。ここに最凶さんのスキンヘッド写真も殿堂入りさせたいなあ・・・


How has breast cancer touched your life?(乳がんがあなたの人生にどのような影響を与えたか?)という問いへのコメントも面白い。「手術された身体を見て怒りを覚えた」というような率直な感想も多い(日本ではそういう怒りも抑圧されているから、よけい自己嫌悪が募るのよね)。また、経験から学んでいる人たちのコメントもかっこいい。(日本の某患者会なんて、「乳がんでは死にましぇん!」て叫ぶだけの馬鹿だもんね)
抜粋して訳してみる。


乳がんをロマンチックにとらえすぎだと思う。人生が変わるとか、より良い人間になるとかね。腹が立っただけよ」
「最初はサバイバー(surviver)、今では成功者(thriver)だ、って毎日唱えてる」
「よく眺めること、そして損失を見るのではなく「人生を見る」ことを学びつつある」
「俗っぽいことへの忍耐が減り、時間の無駄への許容度が減り、人との関係性の質によりこだわるようになった」
「これまでのような生き方をやめなければならなかった。「生き残る」(survive)ことをやめ、再び「生きる」ことを始める方法を見つけなければならなかった」