ergo sum

健康ブログであるような、ないような

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引き続きどうぞよろしくお願いします。

 紅茶色のバラ

cypres2009-05-16


道を歩いていたら、テラコッタという種の珍しい色のバラが咲いていた。やや茶色がかったまさに赤土のような色だ。真っ赤はあまり好きではないが、こういう色はなぜだか好きで、心ひかれる。ローズガーデンという花屋ではこういう珍しい品種をそろえていて、恩師に贈るために一本だけを箱に入れて発送してもらったことがある(一本800円くらいした!)。だがふつうの公道の花壇にこんな花がわんさかさいていたので、驚きだった。疲れている皆さまの、困っている皆さまの、つかのまの安らぎになりますよう〜(とくにyoccyannさま)
もともと植物を育てるのは苦手で、ベンヤミンとかゴムの木とか、ことごとく枯らしていた。ところが昨年、知人の結婚式の引き出物で鉢植えのバラをもらい、「これを枯らしたらさすがに不吉だ、新郎新婦に申し訳ない」と思い、せっせと水をやっていたら、1シーズン生き残り、再びつぼみが出て、花が咲いた。うれしかった。なおその新郎新婦というのは、80歳と70歳のカップルなのだが、私なんかよりも百倍くらい元気だ。お互い配偶者と死別した後に、職場で運命の相手を見つけ、めでたくゴールイン。寂しいから一緒になったとかではなく、深い、深い、本当の愛だ。こういう人生もあるのだな、と思う。(というか、若い頃の結婚って、人も世間も知らずにしてしまうから、誤る確率が高いと思われ)
バラというとキャンディのアンソニー様がバラを育てていたっけ。栽培は難しいというイメージだったが、花を咲かせられたので自信がついた。それがベランダ菜園のきっかけにもなっている。(いつも不吉なことばかり書いているcypresらしくない、「素敵な奥さん」系のブログみたいだなあ(笑))