ergo sum

健康ブログであるような、ないような

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引き続きどうぞよろしくお願いします。

 Kapweb(全がん協生存率検索サイト)


センター試験の後、先週は子供が熱を出し、一週間寝込んでいた。7.7度という微妙な体温が続いたので最初は風邪だと思っていたが、喉、咳、関節痛などがあって5日くらい発熱したので、実はインフルエンザだったかもしれない。予防接種を受けていたので高熱は出ずに済んだというところか。(なお親はまったく感染せず、ぴんぴんしている)
ところで病気中の「堂々と勉強しないでいい状態」に慣れてしまい、元気になった後も勉強する気が起きない様子。熱があるときって、日ごろの葛藤が無化されて、無条件に親から可愛がられるので、そういう状態を無意識的に求めていたのだろう。浪人の心理的ストレスがピークに達していて、赤ん坊返りのような状態が続いている。ふう。


話は変わるが、Kapwebというサイトでは全がん協加盟施設の調査による生存率が簡単に検索できる。日本の統計に基づいたもので、部位や病気や治療法別に検索できるので便利だ。
一般に「**がんの5年生存率は80%」などと言われるが、それは手術直後から5年後の%であって(しかもデータは10年くらい前)、同じ人でもその後無再発で2年が経過していれば5年目の時点での生存後は90%,95%と更に上がる。その数字を検索できる利点がある。
だから、いつも「80%」という数字に踊らされて心配するのが馬鹿らしいことがわかる。

某ブロガーさんの言葉を繰り返しておこう。

がん患者の人は、真面目にがん患者をやりすぎる。
がんのことを忘れるのが一番


そういえば・・・
「受験生の母は真面目に「受験生の母」をやりすぎる。
 受験のことを忘れるのが一番」
これも言えるな。でも難しい。
がんのことを忘れるより、もっと難しい。