ergo sum

健康ブログであるような、ないような

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 父ケモ

車ぶつかり騒ぎで動揺していたが、今のところ後遺症もなく、ようやく気分が平常モードに戻った。足首の打撲が心配だったが、今日は2週間ぶりにバレエの練習にも行ってみた。頭の中がもやもやしているときに、体のことだけに集中するのは、よいなあ。運動が無理でも、ラベンダーの香りのクリームで足指や耳をマッサージするだけで、だいぶ良い気分になる。
耳マッサージ、けっこうお薦め。耳をギョウザにしてもみもみする。姿勢が悪い人間は、アゴの噛み合わせのあたりがすごく凝っていて触ると痛いはずなので、耳とその下をいっしょにぐりぐりすると楽になる。


その後の経緯をまとめて報告したい。父は無事専門病院に入院し、先週からラジケモを開始。「二日酔いのひどいのが一週間続くから覚悟してね」と言い渡しておいたが、シスプラチンを使わなかったせいか、吐き気も気分の悪さも皆無だそうだ。
「アルコールで消毒すると赤くなったりかぶれたりすることはありますか?」
「アルコールを飲むと酔います」
「胸に書いた放射線の印はごしごし洗って消さないでくださいね」
「もし蚊に刺されたら掻いてもいいですか?」
「線が薄くなっても、勝手に書き足さないでくださいね」
「いや、目が悪いから僕が書くと芸術的になっちゃうし」
看護師さん相手に余裕で冗談をかまし、TVの高校野球に熱中していた。
ネダプラチンの場合は血小板減少が懸念されるらしいが、シスプラチンのような心毒性や脱毛は少ない。あるいは、再発したり効かなくなったときのために横綱を温存したのかもしれない。
明日で一週間のケモが終わり、その後ラジ単独が3週間続く。ほんらい通院して受ける治療だが、希望したら入院させてもらえることになった。本人や家族にとってはたいへん助かる。ただし寝たきりにならないように運動させないと。
もうひとつ助かるのは、各科の連携がとれているので、心臓の持病を循環器科で見てもらったり、今後のVATSや姑息的治療の際は外科に手術を依頼したりできることだ。地元の某総合病院のときは、例のチキンW(消化器専門)が心臓の薬を出したり止めたりしていて、とーーーっても冷や汗ものだった。「僕ステントの手術はできますよ」と偉そうに胸ポケットに入れたステントをみせびらかしていたが、なんだか怖い。そういえば内科医も関連症例では手術するものなのだろうか。ステントは口から入れるし、「切る」わけではないからできるのかな?
♪ チキンくん、でっきるっかな? ♪(Eテレの子供番組のノリで)