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 千葉と腹腔鏡

「千葉県がんセンター:同一医師の手術後3人死亡、検証へ」
週刊朝日が千葉県がんセンターが保険適用外の腹腔鏡手術を不正請求していたというニュースをスクープした直後、今度は同院で同一医師の腹腔鏡手術を受けた患者が手術当日や翌日などに死亡しているというニュースが出た。手術時の出血や合併症のせいだろうか。素人が考えても、医師の技術レベルがよほど低いか、プロ意識が低いかのどちらかのような気がする。血管を傷つけたり、ステープラーでいい加減にガチャガチャ留めたり、といったところか?そんな医師にどんどん手術させていた病院側もおかしい。お金もからんでいるようだが、こういう県立の病院で不正請求をすると、誰が利益を得るのか?医者本人?
なかには病院の担当曜日から医師名を推定するブログなどもある。
それにしても、開腹手術と違って、やはり腹腔鏡手術は医師の技術レベルによって大きく左右され、場合によっては危険なんだなあ、としみじみ感じる。胸腹腔鏡手術を受けた身としては他人ごとではない。私の執刀医の先生は優秀だったと思うけれど、術後の心配のされようから、やはり何らかのトラブルを覚悟されていたのかな、と思ったりもする。
千葉はいったいどういう状況だったのだろうか・・・sinkoさま、お考えはいかがですか?
ps. こちらに医師本人のインタビューがありました。

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千葉県がんセンター:同一医師の手術後3人死亡、検証へ
毎日新聞 2014年04月22日 20時41分
 千葉県は22日、県がんセンター(千葉市中央区)で2012年以降、同じ男性医師による腹腔(ふくくう)鏡手術を受けた3人のがん患者が術後間もなく死亡していたと発表した。県は「医療ミスか否かの判断は難しいが、3人が死亡していることを重く受け止める」として、5月中に外部有識者らによる第三者検証委員会を設置する方針。
 県病院局経営管理課によると、3人はいずれも腹腔鏡を使って膵臓(すいぞう)などを切除するがん手術を受けた。12年9月25日に手術された膵臓がんの女性(当時76歳)は手術当日に死亡▽13年1月22日に手術された男性(同57歳)は翌日死亡▽今年2月14日に手術された男性(同80歳)は2週間後に死亡−−したという。男性医師は消化器外科に所属し、難しいといわれる腹腔鏡手術を多く手掛けているとされる。
 今後、第三者委は弁護士や医療関係者からメンバーを選び(1)患者側への事前説明は十分だったか(2)医療行為として適正だったか(3)保険適用外となる可能性もある腹腔鏡手術で同センターが保険診療報酬を請求したのは妥当か−−などを検証する。
 同センターは全国で3番目のがん専門病院として1972年に開設された。【岡崎大輔、味澤由妃】