ergo sum

健康ブログであるような、ないような

はてなダイアリーからの引越しにつきリニューアル模索中。

引き続きどうぞよろしくお願いします。

 署名活動

『グラマラス』の乳がん撲滅チャリティ・ヌードに抗議する会
筋のとおったピンクリボン・チャリティを!

署名活動にご協力を、というご案内をMLでもらいました。リンクさせていただきます。

私個人はこの署名活動にかかわっているわけではありませんが(署名しようとは思っています)、草の根のこういう運動も必要かな、と思っています。敬愛する最凶さんも名をあげておられることですし。
あとは、どうやって実効性を高めるか、という問題ですね・・・ 不買運動をやるならもっと組織的にやる必要があるし、道徳的な問題を問うなら、もっと理論的に誰かが疑問を発し、世間に訴えていかないといけない。うまくマスコミを使うとか・・・
なんか、最近身の回りでやたら「中国の四川大地震に募金を」と求められるので、閉口しているところです。こっちだって医療費がかさんで募金どころじゃないんだ、とか、募金しても本当にそれが困っている被災者に行き着くのか、中国の役人が高層ビルでも建てて終わりじゃないかとか、思ったりします。結局募金する人も、一時的に「いい人」を演じたいだけで、結果的に役立つかどうかなんてのは、関知してられない、というところなのでしょう。偽善であり、カタルシスなんですね、やる側の。
それからフェアトレード(生産者から直接購入して、中間搾取なく、正当な対価を相手に支払うもの)でコーヒー豆などを買う活動をしている友人もいるのですが、「売り上げ8000円を中国の四川に寄付しました!」なんて言ってる。え?買ったのはフィリピンの生産者でしょ?中国じゃないでしょ?それじゃフェアトレードじゃないのでは?しかも、販売のための労力や宣伝費はそのお母さんたち自身が負担。あのう・・・それってあんたたち主婦自身が搾取されちゃってるんじゃない? ・・・と言いたくても言えない私です。
ともあれ、体張って仕事を続けてきた私としては(抗がん剤しながらも休みなし)、なんか、薄っぺらい偽善は自己満足にしか思えなくて、いやです。で、ともあれ、反ピンクリボン運動だけは支援したいかな、と思うのです。

ピンクリボンについての追加(一時間後)
彼らは私たちを侮蔑し、傷つけているのに、私たちはうっかりそれに「ありがとう」を言いそうになっている。このことが、とても屈辱的だと思う。もし「ありがとう」を一言でも言ってしまったら、彼らはこれからもずっと同じことを繰り返すだろう。だから「不愉快だ、迷惑だ」と言い続けないといけない。被害を受けながらありがとうを言うのは、ほんものの、弱者だ。こころの、弱者だ。