ergo sum

健康ブログであるような、ないような

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 続通院日(注意、痛い話です&怒ってます)

先週に続いて今日も、通院で一日が終ってしまった。午前中に産婦人科に行って、体ガン検診の結果を聞く。問題なし。産婦人科の待合室って、ハッピーな若い妊婦さんばかりだろうなと思っていたら、そうでもない。きっと3,40代は内膜症などのトラブル、60代以降はガンの系統だろうなあ、と思いながら見ていた。
ひどかったのが夕方の歯医者だ。半年に一度歯石とりとクリーニングを受けている。ところが今日は、生まれて初めて患者を相手にする、といった風情の新人の歯科衛生士が私の歯石をとることになってしまい、とても怖い思いをした。左手で吸引をしながら同時に右手でピックを操作することができない、途中で器具を落っことす、吸引のチューブがほっぺたの内側の皮膚をチュっと吸い始めるわ、口の中に関係ない器具が触れて吐きそうになるわ、口内洗浄水が顔中に飛び散り続けびしょびしょになるわ・・・痛いとか不愉快だとかいうばかりでなく、その慣れない手つきで鋭い金属がいつ私の口内を引き裂くかハラハラしながら耐えることの恐怖といったら、ちょっとしたホラー映画なんかを軽く超えている。客が来たり帰ったりするたびに全員で「いらっしゃいませ〜」「お大事にどうぞ〜」を叫ぶルールになってるらしく、私の歯茎に刃を突き立てたままそれを言われ、いらっしゃいませ〜にあわせて刃が動くことの痛みったら・・・。しかもやたら時間がかかり、合計1時間半、私はまな板の鯉で耐えていた。
だがもっとひどかったのはその後だ。新人に苛立ったのと、自分自身がさっさと帰りたかったせいだろう、2番目の衛生士が私の口内をものすごい速さと乱暴さでチェックして糸をかけた。もちろん痛い。うがいのときに、血の塊が10個以上ドバっと出た。「これは一過性のものですから大丈夫ですので〜」としらっとすまして言いやがる。おい、常識で許容できるレベルと、乱暴かついい加減にやった出血の区別くらい、私でもできるわい。自分の不手際を、わけわかんない用語をつかってごまかすな。その無神経さにいらっとした。せめて申し訳なさそうな態度をしろ!およそ他人の身体に触れ、他人の血を流す以上、最大限の想像力をもって臨め。衛生士だろうがバイトだろうが、人として最低限のことだ。
がんの外科医はそれでも人の命を救っているという使命感や責任感があってましだと思う。職業倫理のかけらもない歯医者や衛生士はほんとにいやだ。新人の研修のためには、技術が拙くても笑って耐えてくれると思われたのだろうか。あるいは夕方来る主婦なんて暇だから何時間かけて実験台に使ってもいいと思ったのだろうか。いや、こんなものに耐えるつもりも、へたくそに協力するつもりもない。新人研修だったら医療スタッフ全員に対して、まずやってくれ。それから患者だ。帰り際、院長と目があった。口がひりひりして話せなかったので、私は思いっきりしかめつらをしてやった。院長はまあまあ、という感じで私の肩を叩いた。愛情表現のつもりなのか。そんなことでごまかすな。今度抗議の手紙を書いてやる!