ergo sum

健康ブログであるような、ないような

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 転移の種類

乳がんディクショナリー」をぱらぱらとめくっていた。「転移」の項目。転移には「リンパ行性」と「血行性」と「播種性」の三種がある。「血行性転移」の例として「骨転移、肺転移、肝転移など」が挙げられている。もちろんごく小さい頃から乳がんが全身に広がっていくことは知っていたけれど、えっ?と思った。骨や肺や肝臓に転移するのはリンパからではなくて血液からだったのね。骨は播種性のような気がしていたけどそうでもないのね。それでは病理でリンパ転移がゼロだったからって、骨や肺や肝臓に転移しないとはいえないということなのね。血液を通して偶然骨や肺にたどり着いた一個の細胞が、今もむくむくと増殖しているかもしれないってことね。もちろんリンパ転移ゼロの場合はその確率が低くなるとはいえ、ゼロではないということよ。
それは原発部位に放射線をかけても何の関係もないわ。それよりも、がん細胞と各部への接着を阻止するキトサンや、がん細胞が増殖する際に新生血管を出すのを妨げる(といわれている)ムコ多糖類などをたくさん摂取したほうがいいということかもしれない。
あ、でも今ネットで調べたところによると、細胞が血管に乗るまでには、正常な細胞を壊して血管に到達しないといけない、という。だからリンパにまで至らないがんであれば、確率的には普通は血管にも到達していない、ということになるのかな。あれ、乳房に血管って、あるのだっけ。乳房の中って、脂肪だけ?少しは血管があるの?それとも表面に静脈が細く通っているとか?だから皮膚表面にできた癌は怖いということになるのかしら。あ、たしかに、表面には青く静脈が走っている…私の原発部位はすごく皮膚に近かった。ぞぞぞ…
(怖くなってくると、なぜか女言葉になってしまう私…)
おまけ。日本がん転移学会というのがあることも、今初めて知った。なんとなくおかしい。言葉としては日本噂伝達学会などと同じ?転移した人間だけに会員資格があるのだったら、すごく真剣に研究に取り組んでくれるんだろうけどなあ。
子ども環境学会なんてのもある。会員は大人なのだろうけれど。子どもに環境問題を教える人たちと、子どもを環境汚染源と見なす人たちが混ざっているのだろうか?