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 どうしてがんで死ぬのか

いつものことだが、有名人ががんで亡くなると一時的にそのがんに注目が集まる。今はちょうど乳がんや肺線がんが話題になっている。
歌舞伎俳優の妻の件については、最初の健康診断では疑わしいと出たものの、行った先の病院が「がんではない」と診断してしまったこと、その後一年くらい治療を行わなかった(あるいは民間療法か?)ことなどが取りざたされており、すぐに手術していれば助かった可能性があったことが悔やまれる。
興味のある方はこちらなど
彼女に、静かに合掌したい。立派な人だったと思う。
なお、彼女も、それからボクサーの膀胱がんの人も、初診を行ったのは「知り合い」の医者であり、だからその医者の誤診を信じてしまったというケースが比較的多いことに気がつく。医者は相手を安心させようとしてポジティブなことを言う傾向にあるし、相手もそれでは疑えない心境になるのだろう。


こんな記事もみつけた。
「人はどうしてがんで死ぬのか」
病理医の立場から言うと次のように分類されるらしい。
1.臓器を破壊する
2.せき止める(梗塞、リンパ管症など)
3.出血する
4.栄養不足(悪液質)
5.血液の異常

実際には肺炎などが多く、がんは直接の死因にはなりにくい、と聞いたことがあるが、上記の5つに入れば死亡診断書の死因は「がん」になるのだろうか。診断書はまた別の話かもしれない。
5.の血球貪食症候群とか腫瘍崩壊症候群は知らなかった。血中の電解質が異常になって死につながることもあるらしい。