フランスのキノコは日本のキノコとは全く種類が異なるので面白い。
今年は猛暑のせいで豊作だったようで、セペ茸がたくさん取れたとニュースで報道しているのでマルシェで買ってみた。
セペ茸というと、よく小説で「セペ茸のように禿げた」という比喩を見かける。
形と大きさはマツタケみたいだが、味はシメジみたいだ。
一緒に黒いキノコ(黒茸と呼んでいる)も売っていたので買ってみた。
黒茸の見かけはキクラゲに似ているが、もっと味があってすごく出汁が出る。
セペ茸と一緒に煮込んだら真っ黒な汁になってしまったが、味は深みがあってよかった。
こうやってときどき謎のキノコ汁やキノコ鍋を楽しんでいる。