ergo sum

健康ブログであるような、ないような

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卵は屋外放牧の鶏から


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スーパーで買うほとんどの卵は、屋外で地面を踏んで育った(en plein air)鶏のものだ。こころなしか美味しいような気がする。

一番高いのはBIOの餌で、かつ屋外放牧のもの。二番目は屋外飼い。三番目は室内だが地面で育ったもの。四番目はケージ飼いだがほとんど見つからない。

ケージ飼いがなぜよろしくないのかはググっていただければわかるが、人間でも大きな網目の上で生活すれば足が金網に引っかかって思うように歩けず、やがて足は変形し、異常なストレスがかかることは想像できるだろう。

日本の卵のほとんどがケージ飼いだ。虐待されている鶏の卵を毎日食べていることになる。

EUは動物の福祉にも気を遣っていて、ケージ廃止のほか、オスのひよ子の保護も行っている。採卵用に生まれたひよ子のうち半数のオスは、役に立たないからと殺される場合が多いのだが、殺さずに育てている農場の卵は青いパッケージで、動物の福祉Bien-Etre配慮卵と表記されている。

写真のように卵ひとつづつに刻印があって、判別ができ、トレーサビリティがしっかりしている。

0=Bio、1=屋外、2=室内の地面

FR=フランス産

その後の記号は鶏舎番号で、どこでどういうふうに育てられたかがわかる。写真の卵は屋外飼いのフランス卵だ。

おまけに卵のケースはプラスチックは完全撤廃されて、どのカテゴリでも紙パックだ。かえってプラスチックより割れにくい気がする。