ergo sum

健康ブログであるような、ないような

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引き続きどうぞよろしくお願いします。

 サバ? 

「あしたのご飯、サバにして」おもむろに息子が言った。「僕、これからサンマとかカツオとか、そういうののお刺身いっぱい食べるから」
なぜ?と聞くと
「勉強もするけどさ、こう、中からも頭良くなりたいから」
どうやら今日の模試の出来が悪かったらしい。青魚は健康によいし、必死な思いもわかるが、それよりも、もっと勉強してから模試に臨めよ…と言いかけたが、口をつぐんだ。
EPADHAならここにサプリメントあるから、毎日2錠ずつ飲みなさい」
といったら、即座にコクコク飲んでいた。

息子の頭が良くなるかどうかはともかく、EPADHAは効果が高く、弊害が少ないので、毎日飲むサプリメントとしては最も適していると思っている。まともな食事をしていればそれほど不足することのないビタミン類と比べれば、必要性は高いのではないか。不飽和脂肪酸は酸化されやすいので、焼き魚ではなくて刺身で食べる必要があることも、どういうわけか息子は知っていた(刺身は高いんだけどね…と主婦としての心は嘆く)。
がんは炎症をきっかけに発生し、フィッシュオイルには抗炎症作用があるのでがんの抑制効果があるらしい(こちらなど)。さらに末期の悪液質の体重減少の改善にも効くという記事を読んだばかりだ。よし。利害が一致するなら、ちゃんとサバを食べようじゃないか。


私が血液検査すると、風邪やケガがなくても、なぜかいつもWBCは9500くらいある。体に怪しい炎症が起きていると考えるべきなのか(がんが炎症を起こす可能性もあるね)、なんであれ母数が大きい方が良い、と考えるべきなのか。

WBC(白血球数) × Ly(リンパ球比率)


「がん本」三銃士の一人の福田先生によれば、この計算式で出るリンパ球実数が量が多ければ多いほどよく、理想は1800〜2300μlなのだそうだ。敵をやっつけてくれる味方の兵士の数ってことだね。私の直近のデータでは、WBC=9500, Ly=24だから実数は2280μlなのでOKとなる。炎症にかんしても、WBCではなくてCRPで考えるべきだし、そちらは平常値なので、問題はないだろう。
うーん、血液検査の項目って腫瘍マーカーばかり気にしがちだが、よく調べてみるとALBとかLDHなど、全身の状態、さらにはがんの動きを把握するヒントになるものが少なくないことに最近気づいた。素人がそんなもので一喜一憂するな、と主治医に言われそうだが、趣味としては面白い。