ergo sum

健康ブログであるような、ないような

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熱と食欲不振は二大名医

夫が拾ってきたインフルエンザを私も拾ってしまった。高熱を出すのはいいことだと思って、医者にも行かず薬も飲んでいない。
がん細胞が死ぬには39度説もあれば41度説もあり、しかるべき期間も必要なので、完全には期待できない。だが、高熱によって免疫が高まり、逆にウイルス等の活動が弱まるのは確かだろう。また食欲が落ちるのは、拮抗関係にある代謝酵素と消化酵素のうち、治癒に向かう代謝酵素を重点的に使えるようにするためだと思われる。デトックスとしては、身体的に良い経験ではないのかな。
このところ、「元気なはずだ」と思って自分らしくもない運動を続けていたこともあり、「少し休め」という体からメッセージだと受け取っておこう。遠慮なく家でごろごろできるのはカタルシスだ。


と、模試を受けて帰ってきた息子が。
「だから期限今日までなんだよぉー」
「今日?今日模試受けられたんでしょ?」
「受けたけど、言われたんだよー」
「いつ、どこで、誰に言われたの?呼び出されたの?」
「呼び出されてないよ。紙見るときに言われた」
「紙ってなに?」
「なんでお金払ってないこと知ってたんだろうー?」
「そんなの会場側ではリストになって出てるから、わかるはずでは?」
「だからすぐ払わないとやばいよ、やばいよ、どうしょう。ママに昨日渡したのになんで?」
「だって振り込み用紙届いたの昨日でしょ?今日までの振込みなんて無理なのわかってるよ。土日は銀行お休みなの」
「だって紙に今日までって書いてあるもん」
「過ぎたって大丈夫だよ。予備校側にとっても模試データって大事だから、0点にしたりしないよ」
「でね、だから次回の教材費のときに代引きでもいいですっていわれた」
「はい、っていったの?それならそれでいいのでは?」
「冬期講習申し込んでないもん。明日も模試行って、また何か言われるのやだもん」
・・・・模試の申し込みが直前だったせいで事前の受験料が振り込めなかっただけの話。だが本人はお金のことなのでナーバスになって試験が安心して受けられなかったらしい。高校生ともなるとほとんどの常識は揃っている(はずだ)が、振込みのこととか、お金の遅延に関する感覚はゼロなんだな、と実感。それは差し置くとしても、上記の会話、私の質問に全く答えていない。見るからに頭の悪そうな子の発話だ、と言いかけて口を閉じた。そこに模試のこととか二日間連続とか何も知らない夫が加わって、さらに話がややこしいことに。私としては、熱があるときこそ、明瞭簡潔に話してほしい。つい息子に怒鳴った。
「おい。少なくともオープン・クエスチョンとクローズド・クエスチョンの区別はしろ。質問に合った形式で答えろ!」
「ほら、やっぱりもう、病気治ったんじゃない」
「まだ熱がある。熱があるのに怒鳴らせること言うから腹が立つの」
「いいや、もう治ってるね、それ」
というわけで、息子的にはもうインフルは治ったことにされてしまった。確かに怒る気力があるかどうかは病気かどうかの基準かもしれないけれどね。元気がないと、他者への関心とか、正誤の判断も無くなるから。
ともあれ、インフルは猛威を振るっております。みなさまもどうぞご注意ください。うちはA型で、消化器系の症状はそれほどでもないけれど、熱やだるさが特徴的です。