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 トカゲたちは噛み付かずにいられない

定期健診のCTの結果、著変なし、だった。マーカーもほとんど変化なし。次の12月まで、再びまったりモードでいけそうだ。ほっ。しかしここ最近は妙なストレスもあったので、自分の心の持ち方を気をつけなければいけないな、と肝に銘じた。ブログ仲間たちのコメントのおかげで気分が落ち着くと、不思議と腹痛や肌荒れもなくなった。うーん、体は正直だなあ。みんなに感謝。


NHK時論公論を見ていた。都議会ヤジ事件についての解説委員の西川龍一氏のコメントは、社会構造や問題のありかなどに正確に触れており、感心した。こんなまともな人もいるんだなあ。予想通り、鈴木議員が「セクハラ大魔王」なら、塩村議員は「(自称)男から慰謝料ふんだくりのプロ」で、どっちもどっちの役者だが、問題の本質はそういうところにはない、というのが西川氏の説明だ。
当初「やってない」と主張していた鈴木章浩議員(つまりウソをついていたので辞任に値する)が謝罪会見に及んだのは、自民党の「上層部」に命じられたからだそうだ。その上層部も、自浄作用をイメージづけるとともに、鈴木氏以外の発言者をかばうつもりで命じたのだろうから、要するにヤクザのトカゲの尻尾切りだ。


この社説コーナーは立派だったのだが、その直前の、サッカー解説のアナウンサー(男)の発言があまりにバカ過ぎて笑えた。スアレス選手の噛み付き事件に触れて、

「男はストレスがたまると攻撃するか逃げるしかないんです。一方女はおしゃべりしてストレスを解消することができる。だからもし女子選手が試合で負けてもおしゃべりで解消できるはずです」

相当しつこくストレス解消本能(笑)についての男女差を力説し、噛み付くことを正当化していた! まるで男は立派に戦う社会的な生き物で、女は無駄な生き物であるかのような発言。試合中に敵を「噛む」んだから、「男は動物並みにバカで野蛮ですが、女は社会ルールを守る知性のある存在です」くらいのことを言ってくれよ、おい。
というわけで、都議会よりもこのアナウンサーの暴言について、その後の西川氏がコメントしてくれたらよかったのに、と強く思った。


おまけ(ニュース記事より)
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色黒なチョイ悪オヤジ風の鈴木氏は“セクハラ大魔王”で有名だった。

「高慢な態度で、クラブやバーで女性へのタッチが度を過ぎ、お誘いも露骨。店内のセクハラだけでなく、知人の女性にも手を出したりして、数年前には党本部に女グセの悪さでクレームが出されたほどです」(同関係者)

 新宿の繁華街・歌舞伎町の老舗クラブのベテランホステス(40)は「どこかの社長と2人で来たのですが、話題といえば『自分は偉いんだ』的な超上から(目線)の内容ばかり。女の子たちに普通にタッチしていました。ひどい態度で嫌なヤツでした」と怒りの声を上げる。

「早く結婚しろ」のヤジは「少子化・晩婚化の中で、結婚していただきたい思いがあのような発言になった」と鈴木氏は釈明したが、キャバクラの悪ノリを議会に持ち込んだといわれても仕方のない無神経ぶりだった。

 都議になったのもセクハラ絡みだった。鈴木氏は、7年前に大田区議から同区選出の都議へとステップアップした。

「鈴木氏が参謀を務めていた衆院議員が、六本木で女性の胸を触って、強制わいせつで逮捕される前代未聞の事件を引き起こし、議員辞職した。その議員の地盤を鈴木氏はソックリ引き継いだのですが、またセクハラ事件を起こすとは因果な運命です」(地元関係者)