ergo sum

健康ブログであるような、ないような

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 虫歯のような・・・

ためしてガッテン」というテレビで虫歯の特集をやっていた。昔は早期治療がポイントで、すぐに削ったり、抜いたりしていたが、現在では早期発見・長期観察が主流なのだそうだ。虫歯も、すべてがすぐに悪化するわけではなく、進行の遅いやつもいる。また、虫歯が侵食していく速度よりも、新しい歯を作り出すスピードの方が優っていれば、自然に治癒していくという理屈だ。
ここまで書いたらピントくるのではないだろうか。そう、乳がんと似ている。やつらの増殖よりも活発なスピードで免疫活動が行われれば、なんの心配もいらないのと同じことなんだなあ。
それにしても、細かく歯を削ったり、精巧に型を取ったりするのは、日本固有のすばらしい技術だと思って尊敬していたが(海外では、詰め歯とか削るとかいう発想はあまりなく、ひどくなったら抜くだけ)、じつは無駄だったのかもしれない、と気づいた。無駄というより、そういう方向を発展させることで、日本の歯医者さんたちが儲け、めしの種にしていた、ということか。歯医者といえば、楽だけど儲かる職業の代表だったからなあ。蛇足だが、アメリカに留学することになったある友人は、万が一虫歯になったら、むこうの技術レベルが低くてひどいめに合うから、と、留学前に親知らず四本を全部抜いていった。今思うと笑えない・・・