ergo sum

健康ブログであるような、ないような

はてなダイアリーからの引越しにつきリニューアル模索中。

引き続きどうぞよろしくお願いします。

 開設しました

ダイアリーを開設しました。過去に書きためた分もさかのぼって少しずつアップしていく予定です。

今日のお昼のテレビを見ていたら、渡辺謙さんが言った。

「どんな病気であろうと、ベッドに寝ていようと、精神は健康なわけですから」

そのとおり。日常生活において、病気かどうかで他人から線を引かれるのは実に不本意だ。
彼の場合、何を演じても「もと病人だから」「病気の体験を活かしたいのですね?」とレッテルを貼られてしまうのだそうだ。第一義的に「病人」と見なされることは「俳優」としての価値を否定されることにつながるので、彼は果敢にそれに抵抗している。
そして抵抗するのがあたり前だ。プロなんだから。ところがこと「女」であることについては、どんな仕事の人であれ、べったり甘々にそれを一義的に肯定しきっている。事件や社会事象についてコメントを求められると、「母としては」「女としては」を繰り返すキャスターたち。自分の立場を超えて、客観的かつ説得的な言説を発することができない素人。それこそが「女」なのだという悪いイメージをさらに増幅させている。