ergo sum

健康ブログであるような、ないような

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 続・年始でむかついた

sinkoさんにグチをオーソライズしていただいたところで、初グチを。すっきりとした悟りの気分で新年を迎えながら、その後の年始で気がめいる、という去年と同じパターンになった。
夫の実家に挨拶に行く。さっそく義妹から「痩せたわねえ」攻撃。はいはい、予測してました。防御の構え。
「ダイエットや運動したの」(←運動はホント)
「あらそう。どんなダイエット?」(ちょっとがっかり風)
「うーん、ピラティスとかバーオソルとかアレキサンダーメソッドとか?」(←テキトー)
「どんなの?」(自分もデブだから少し興味ありげ)
「骨盤とか内臓筋系かな」
「ふーん」(つまらなさげ)
それでもなお痩身を末期がんの悪疫質と結びつけるか、お前は!?やれるものならやってみろ。というわけで第一ラウンドは私の勝利。
だが、なごやかに食事が進んでいるところで突然に第二ラウンドが始まった。
「あのねえ、私の友達が乳がんで手術したんだけど、手術のあとはすごく疲れるんだって。○○さん、そういうもんなの?」
おお、いきなりストレートパンチが来た。あのさ、子どもにはまだ病名言ってないし、内緒にしようって約束したよね?まわりにはみんないるのよ?それであんたはこういうこと言うの?呆れて義妹の足をこづいたが、わくわくしてこちらを見たまま。
「さあ。人によるんじゃないですか?ホルモン剤とか使えばホルモンバランスが崩れて更年期障害が起きるから疲れるかもねえ」
わかってる。お前が期待してるのは、抗がん剤でゲロゲロのハゲハゲの苦闘話だろう。そんな話、誰がしてやるもんか(実際たいしたことなかったし)。(考える余裕があれば、「あのねえ、あんたと話した後は私がすごく疲れるんだけど、なんでかしらねえ」くらいのジャブを返したかった)
無神経というよりは純粋な悪意だ。「〈友達〉のことを心配してあげるワタシの優しさ」と「ホンモノの患者の苦悶に関する好奇心」がミックスされて、「一粒で二度おいしい」新年にふさわしい気の利いた質問だと自分では思ったに違いない。猿の浅知恵で、「疲れる」ならば絶対誰にでもあてはまるから、cypresも「うんうん、そうそう」と乗り気になると思ったのだろう。彼女の脳内ではcypresは「再発乳がん」(笑)の大御所なのだ。こいつはブログ上では相変わらず、頭痛や腹痛や肩こりの度に「ガンかも・・・かわいそうなワタシ」で盛り上がり、妄想を書き散らしている。あるいは年末にTVでやってた「余命嫁」でも見て勝手に盛り上がったのかもしれない。
腹が立つとかそういう次元ではないので、帰宅後夫に「来年はもう年始に行かない」宣言をした。私の脳内では、すでにこの女は死んだ。ざまあみろ。