ergo sum

健康ブログであるような、ないような

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 拒食症

このところいろいろな問題が立て続けに起きているのだが、さらにそれに追い打ちをかけるように、姪っ子の拒食症の話を聞くこととなった。中学のクラスメートがみんなダイエットを始めたことをきっかけに自分も始めたら、どんどん食べることに罪悪感をもち、今では水も飲まないほどだという。体重も標準よりも10キロほどおちて、本当に生命の危機が迫っていると医者に言われたそうだ。しかも、カウンセリングや病院の類は、満員で受け入れてもらえず、予約しても一年後になるとのこと。よほど拒食症が多いらしい。非常にまじめで、負けず嫌いの子だから、受験勉強のときはそれがいい方向に働いた(とはいえ第一志望校には入れなかったらしい)。だが、ダイエットまで、人に負けてはいけないという強迫観念になってしまい、自分の健康を損ねることになってしまった。
痩せることに絶対的な価値観を置く社会そのものが欺瞞だとか、外見なんて意味がないんだとか、彼女に言える言葉や一般論はいくらでもあるが、それをどうやったらわかってもらえるか、自信がもてない。世代も環境も違う女の子に、こちらのジェンダー論をぶったところで、効果はないだろう。そして私も、腹を割ってじっくり彼女と話すだけの余裕がない。自分自身がこれ以上健康を悪化させないで生きることだけで精一杯だ。それがくやしい。
もし時間やお金にゆとりがあったら、彼女を連れてインドかどこかに旅行するんだけどなあ。話は変わるが、「巡礼」をすることで病気が治る人が古今東西いるのだが、神様のお力、ということよりも、ふだん接している有害なものから遠ざかったり、たくさん運動したり、数日間絶食したりするから健康になる、というのが本当のところらしい。個人的にはスペインのサンチャゴデコンポステラに行って見たい。いつのことになるかわからないけれど。
(追加。その後眠れなかったので、ちょっと下品な言葉だけれど、私の本音を書いてみた。)
てめーら、くだらないことで争ってるんじゃねえよ。ただでさえ世の中ってのは、女同士を争わせ、険悪にさせることで、男が得する仕組みになってるんだから。その一番いい材料が外見だよ。洋服とか化粧にどれだけ金を使うか、エステやダイエットでどれだけ痩せたかとか、そういうバカなことで女どうしが争ってるうちに、男どもは、しっかり勉強し、金をかせぎ、偉くなっていくんだから。そういう無駄な競争をあんたたち、中学生からやってどうする?やるならせいぜい、ほんもののいい男を前にして敵と争うときだけにしろ。
女子校だからって? そんなアホな女子校行くな。