ergo sum

健康ブログであるような、ないような

はてなダイアリーからの引越しにつきリニューアル模索中。

引き続きどうぞよろしくお願いします。

 車に乗るべし

お盆の渋滞の中、やっと帰宅した。旅先も面白いが、「あるべきものがある場所にある」我が家は、やはりほっとする。
車中で思ったことを書いておこう。子ども、とくに女の子には、将来絶対に免許をとらせて、自分で車を運転させたい。うちの喬はまだ遊園地のゴーカートで喜んでるレベルだが・・・
牟田和恵さんも本の中で書いていたが、女子学生がジェンダーのことなどを理解しようと思ったら、まずバイクの免許をとって、自分であちこちツーリングしてみるのが一番だ。半端な理論をかじるより、実際に自分で車体に責任をもち、道路という「社会」に躍り出て、風を切って、自分で行きたいところに行く。これが一番効果的だと思う。免許があって道路に出るのと、免許がないのとでは、世界観が違う。「車に轢かれない歩き方を知るために、車に乗ってみる必要がある」と、昔の恩師に言われたなあ。免許がないと、結局のところ女の子は、「よりかっこいい車をもっている男の子」を探すことを人生の目標にしてしまうので、なおいけない。欧米の女子なんかは、あたりまえのように皆車をもっていて、何百キロとひとりで旅行する。(友人で、パリからストラスブールに引っ越すのに、全荷物を自分のルノーに積んで一人で引越し作業をやった子がいる。かっこいいと思った)
といいつつ、私は運転があまり得意ではない。あの金属の冷たくて大きな車体を自分の模擬身体のように感じて、車幅感覚に注意したり車庫入れやらをせねばならないことが、なにかとても非人間的で怖い気がするのだ。まあでも、長野の山の中ならなんとかのびのびと運転できたからよかったけれど。都心なんかは絶対に無理だなあ・・・