面識はないのですが、病気仲間の「かえる」さんの本が出ました。
生きたことの足跡を残したいという切実な願いをもって旅立たれたかえるさん。
少しでも多くの人にこの本の存在が広まりますよう。
http://kaerunote.web.fc2.com/kaeru_TOP.html
そして考えてみた。
死ぬことの最大の恐怖は、自分が死んだあと、何も残らなくなってしまうことだ。自分という人間が何を考え、どう生きていたかを示す痕跡が、完全になくなってしまう。それは悔しい。子供はあくまで別人格であり、自分の代わりにはならない。そう思うなら、日記であれ、手紙であれ、意識的に足跡を残さないといけないと思う。
それから・・・ハラスメントの被害者も同じ。それを「黙っている」ことが最大の罪だと思う。語らなかったら、いじめた側はなんら罪悪感をもたないし、同じ悪事を繰り返すことだろう。
弱い者たちが世界を取り戻すためには、語ることから始めなくてはいけないと思う。
