ergo sum

健康ブログであるような、ないような

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 朝の桜


花見といえば必修の年中行事で、なんだか家族みんなでおしゃれして、いわゆる名所に行って記念写真を撮らないといけないようなイメージをもっていた。だが今年は息子の入学式などで忙しくて、お花見には行けなさそうだ。息子もサークルの新歓コンパで忙しく、家族との花見など行きたがらない。私は行事が中断することに、少し不安を感じていた。


だが、今朝職場に行ったらちょうど桜が満開だったので、立ち止まって写真を撮ってみた。
朝の桜もいいものだ。
静かで澄んだ空気の中に花びらが思い切り広がっている。


これでいいのかもしれない。病気以来、桜には特別の思い入れがあって花見にはこだわっていたが、自分が自分の感覚で桜を楽しめることの方が大切かもしれない。そして、子離れして、自立しないとな、と思った。


尊敬するブロガーさんがこんなことを書いていたので、こっそり引用させていただく。がんの手術の後遺症でかなり不自由のある方なんだけど、とてもすてきなことを書いておられる。

今、考えています。
この瞬間に自分に必要な「手当」とは何だろうな。
多分、それは治療だけの話では無いでしょう。
そしてそれを見つけられたとしたら
私はまた一つ、幸せのかけらを手に入れたことになるのでしょう。
「幸せのかけら」そしてその「積み重ね」
私のがん退治の軸とは案外そんなところにあるのかもしれません。