ergo sum

健康ブログであるような、ないような

はてなダイアリーからの引越しにつきリニューアル模索中。

引き続きどうぞよろしくお願いします。

ヨーロッパのイチゴ

いちごとサクランボ

とまと




4月から海外赴任でパリ支社に来ている。

だいぶ生活が落ち着いてきたので何か書きたいと思った。

先進国の中で日本だけががんの罹患者数が増え、不健康な状態が悪化している。

こちらで生活したら、その理由が少し見えてきたので、そんなことを少し書いてみたい。

写真は近所の青空マルシェで買ったフルーツだ。いちごを見るとわかりやすいが、全部大きさが違うし、色も違う。本来果物とはそういうもののはずだ。そして一個一個成熟度によって味も違うが、果物らしい酸味があっておいしい。思えば日本のいちごは、全部規格品の同じかたちで、味も妙に甘くて(品種改良?)水っぽい。しかも農薬使用ダントツ第一位の果物なので、日本で食べるときは要注意だ。

マルシェでなく普通のスーパーで買っても、例えば枝付きトマトを見ればわかるように

大きいのもあれば小さいのもあり、昔子どもの頃に食べたトマトの味だ。なんというのだろう、気が抜けていないすっぱさと言うのかな。

それから日本にいるときは農薬抜きのために重曹やほたての殻を入れた水にしばらくつけておく習慣だった。すると、あっという間に水が黄色くなって、そして虹色の嫌なもの(これが農薬)が浮いてくるのだが、それが全くなかったので驚いた。

EUはきちんと法律で農薬基準が守られている。しかもテレビではネオニコ系農薬の危険性や有機農家の奮闘などがたくさん報じられている。ここで生活できることは本当にありがたい。知られてないが、日本は面積あたりの農薬使用量が世界1なうえに、しかもアメリカからの輸入圧力で、危ない食品をたくさん輸入している。