ergo sum

健康ブログであるような、ないような

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 担当医交代

転職して以来、出張などが続いて忙しくしていたら、あっという間に20日経ってしまった。申し訳ありませぬ。

乳腺の方は「卒業」したが、呼吸器の方は半年に一回検診が続いている。実は4月から担当医が変わってしまった。前の先生は、ご自分も病気をされていたせいだろう、本当に立派な人で、勇気づけてくれた。また、不要な情報は与えず、必要な情報はポジティブな解釈つきで出してくれる。そんなところも「守られていた」んだなあ、とつくづく感じた。しかし療養所のようなところに転任されていった。先生のご健康を祈りたい。
新しい先生も熱心な中年で、悪くはない。HPの病気の説明を全部自力で更新されていた。私が「ついでに血糖値やコレステロール値も計らせてください」なんて言うと、「ほんとは駄目なんだけどなあ」とぶつぶつ言いながらも、結局はオーダーしてくださった(私がずうずうしくなっているのかも)。これまでのCTのデータもいただくことができた。
今回の検診。CTは著変なし。はいはい、よかった。
「GGOは大きくなってないですか?」
「うーん、どこだろ、あんまり見当たらないぞ」
前の先生なら、前回と今回の同じ部位の像を並べて見せてくれたので、すごく安心したのだが、引き継いだばかりの先生にそこまで要求するのは無理だろう。読影担当の放射線医が「何もない」と言ってるんだから、それ以上要求しない方がいいかな。とりあえず私の頭の中では、あのうっとうしいGGOたちは消えたことにしよう。
「肝のう胞あり」とのことなので次回エコーになったが、まあこの世代の女性にはよくあることなので、良性だろう。昔は脂肪肝でテカテカ輝いていたが、それもここ1、2年でなくなった。体幹使う運動をいっぱいやったおかげで内臓脂肪はどんどん減っている。
肺がんについては、マーカーはあまりあてにならないらしくて、先生によって血液検査に入れたり入れなかったり、ばらつきがある。だが、何かあったときのためにデータは取っておきたい。
「いちおうシフラとか、基準値超えたりしましたので、次回も一通り調べていただいていいですか」
「シフラはあまりあてになりませんよ。それを気にするくらいだったら、CEAが上がっているので、一ヵ月後に測定してもいいくらいですよ」
ん?いつも3.4くらいだったのが3.9になっていたが、以前も最高値3.8くらいになったことがあるので、結構です、と答えておいた。でもこういう言い方されると、なんか心配になるなあ。
先生はCTを見ながら続ける。「・・・CEAが上がり続けるようなら、何かあるかもしれません。ここなんか、ほら、間質影がたくさんあって… きっとタバコ吸ってるでしょう?」
「え?タバコなんか吸いませんとも」
「うーん、でも、喫煙者みたいな肺なんですよね」
なぜなんだろう。今回急にそうなったのか、昔から私のCT画像がそうだったのか。帰宅後にいろいろと検索してみたが、間質影というのは、CTに現れる白い筋みたいなものだ。間質の部分が小さな炎症をいろいろと起こしているようだ。
この先生は思いついたことを何でもつぶやいてくれるので、情報が得られて助かるのだが、不安になってしまう。こういうタイプと付き合うには、自分がきちんと勉強しないとだめだと感じた。
私はほんとにCOPDみたいな肺なんだろうか。だとしたら、なぜ?4、5年前の夫の喫煙のせいなのか、ペットのモルモットの埃のせいか、部屋を掃除しないで埃をためているせいか、それとも前肩の胸部を圧迫する姿勢のせいで血流が悪くてそうなってしまったんだろうか。もやもや〜〜
何も自覚症状はないのだが、こういう慢性の間質影は治るものなのか、ずっとこのままなのか。(間質性肺炎というのは、けっこう正体不明のやっかいな病気らしい。)
まあ、こういう情報も一種の「呪い」になりうるので、気にしないことにする。
それにしても、前回よりは全体的に血液検査の結果がよくなかったので(LDLなど)、親の死よりも子供の受験の方がストレスなんだなあ、と痛感した。おい、息子、早く大学受かっておくれ〜〜〜〜
Ps.NHKで「キラーストレス」を今週と来週やっているので、必見です!